1.1 ロバストネスとは
コードベースのロバストネスとは、絶えず変化しても耐久性が高く、エラーを起こさないことである。
コードベースは絶えず変化する
(IMO:変化するがゆえの変更容易性)
将来の開発者が自信を持ってコードを変更できる、それこそが本書のテーマだ。
現時点でバグがないコードを書くだけでは不十分
(IMO:YAGNIとは折り合いがつくと思う)
コードの強さのたとえ:柳
将来のメンテナたちがコードを分解し、組み立て直してもエラーが起きにくいPythonコード
クリーンで保守性の高いコード
クリーンなコードとはその意図を明確かつ簡潔に表現するコード
保守性の高いコードとは、簡単に保守できるコード
1.1.1 ロバストネスはなぜ大切なのか
ソフトウェアは、その性質上絶えず進化する。コードベースは、長期にわたって頻繁に価値を届けられなければならない。
たった一度だけの価値提供であれば、ロバストネスは価値を早く届けるには貢献しない(ので不要)
でもソフトウェアを開発する以上、価値提供が一度だけはありえない
コードを通じたコミュニケーション(詳しくは1.2)
コードを理解できなかったために、(価値を提供していたコードが)1年後に壊れたら?
意図を理解できるように
将来の開発者たちは、あなたの決断の上に成り立つ。